《始祖鳥記》✒🌈
今回も青春小説紹介です⚡
以前ブログに書いた、あまり知られていない大作家、飯嶋和一先生の『雷電本紀』同様の大名作!!『始祖鳥記』✈💮
凶作、飢饉と災厄続きの江戸天明期、大空を飛ぶことに命をかけた男がいた!!
息苦しく困難な時代に、“鳥人”幸吉は、人々の希望となり、しかし、そのあまりの自由な動きに危機意識を持った幕府権力が動き出し……💦❇
………長年の修行で腕のいい表具師となった備前屋幸吉は、子供の頃からの憧れである《空を飛ぶ》ことの実現のため、夜な夜な研究を進め、羽根作りと秘かな実験飛行を繰り返していた☺✨
そんな中、次第に『夜になると鵺(ぬえ)が出る』『空を自在に飛ぶ怪しい人影が人心風紀を乱そうとしている』等の噂が立ち、幕府は取り締まりに乗り出していく!……😫
硬質な文体、時系列に沿った緊迫感あふれる記述は、飯嶋和一先生作品の特長であり、魅力です。
『雷電本紀』同様、本作も“全日本人必読!”です☺🌈
《太陽の子》児童文学&青春小説🌻🌈
ブログ、今回も文学作品紹介です☺🐻
ご存じ、故灰谷健次郎先生の傑作児童文学ですね🌠🌠
昭和50年頃に刊行され、当時大ベストセラーになりました💮🌷
主人公「ふうちゃん」は神戸生まれの明るい小学生🌺
両親は沖縄出身、今は神戸の下町で琉球料理の店「てだのふぁ・沖縄亭」を営んでいます😊😊
多くの楽しい常連さんたちが集まる素敵なお店🌠
ところが、ふうちゃんが小学6年生の時、お父さんがココロの病気になりました。
おとうさんの病気の原因は………😫💧
平和な日常に広がる波紋🌊😔
ふうちゃんは、悩みながらも、お母さんはじめ、周囲の友人、親身な大人たち、そして担任の先生らと共に考え続けました……🍃
そんな中、次第に、ふうちゃんはお父さんのココロの病と「お父さんが子供の頃の戦争😔」との関係に気づいてゆく⚡🌿💧
教師出身作家灰谷健次郎先生の作品は、庶民的なユーモアと真摯な雰囲気が巧みに織り混ぜられていて秀逸😆🌠
本作は人物名が印象的ですね✨ふうちゃん、ぎっちょんちょん、銀ちゃん、そして沖縄言葉の「てだのふぁ(太陽の子)」🌺🌄
また、この作品は、「あの戦争」が主たるテーマですがバランスが取れていて、過度に批判的でもなく、また、深刻にもなりすぎず…、の立ち位置✨🌠
更に、児童文学であるにもかかわらず、大人の読者層にも十分訴えかける深さとクオリティの高さ✒💮🌻
小生クマ十郎、灰谷健次郎先生の作品は、この『太陽の子』と『兎の眼』が良いですね🐻❇
読むと、様々なことを考えさせられます🌺
そして……激しく移り変わる時代と世相の中で翻弄されながらも、手を取り合い、思索と行動を続けながら強く生きている「ヒト」という存在がとても愛しくなる、素晴らしい“青春小説”です🌸💫
『右大臣実朝』☺✒
画像は、太宰治さまの文庫「惜別」ですが、今回おすすめなのが、その文庫の中の名作『右大臣実朝』でごんす✒🌸
中篇の、素晴らしい青春小説でごんすな🌈😌
小生の、ココロの師匠太宰サン✨が、生前理想としていた人物が
鎌倉三代将軍源実朝さま
で……🌠🌅
源実朝さまは悲運の鎌倉将軍ですが、太宰サンが、その悲しい運命🌊に身を任せながらも、微笑を絶やさず、波瀾の時代に生きて若くして散った実朝さまに自らを投影して描いた小説が、
この名作『右大臣実朝』
でごんす🔥🌷
まあ、ご一読くださりたく✨☺
ところで作品中、小生の好きな偉人鴨長明さまも出てきますが、その描かれ方&イメージはあまり良くなくて(笑)😰☺
そこだけは、「太宰サン💧💧長明さまをもう少し良く書いてください✨💧」と思ってしまうでごんすが、
そんな些事は置いておいて、全体的には太宰サンが、そのマイヒーロー《源実朝》さま✨💮を、史実に基づき、少し脚色して、実にかっこよく描いた、歴史に残る“佳篇青春小説”でごんす🌈🌸
至高の青春小説「雷電本紀」☺💮🌈
あまり知られていない大作家、飯嶋和一先生の、94年に発表された歴史巨編青春小説✴😌🌠
当ブログ、今回は映画じゃなくて、《小説》でごんす🌺
小生クマ十郎くんは、青春映画ドラマ好き🌿😆ですが、さらに、青春小説好きでもありまして💧☺
『青春🍀』は、よいですな💮
人生、いつも青春でごんす✴
《雷電本紀》は、江戸天明期に大活躍した、史上最強の相撲人、雷電為右衛門さまの生涯を考証し、少々のフィクションを加えて書き上げた、ドラマチック大作で、6年の歳月をかけて書かれた作品とのこと💦✨
山形県出身の飯嶋和一先生作品は、大作ばかりで、「ハズレなし🌄」と言われていまして✴☺
天明期と言えば、浅間山の大噴火や凶作、飢饉など災厄が続いた時代😔
そんな時に、忽然と現れて、次々に強敵をなぎ倒していく雷電💫😂🌸
苦難に耐えていた民衆は、若き巨人雷電の活躍に喝采を送り、各人が、生きる希望を取り戻していった✒🌠🌈
信州出身伝説的相撲人の雷電🌸✨
名前は誰もが知っていますが、この小説を読むと、庶民派力士雷電の横顔や優しさ、そして、知性的な面なども知ることができ‼……読みごたえ十分🌠
本作は、発売当時の本の帯にありましたように『全日本人必読!』の、至高の〘歴史青春小説〙でごんす🌈🔥
さびしんぼう✨🌈☔
ココロに残る名作😃なんとも懐かしい‼😌あの頃青春映画の決定版でごんす💮
80年代前期に公開された尾道三部作(大林宣彦監督)の中のひとつ。
当時のポスターが、その頃十代の人気女優富田靖子さまの制服姿アップ写真☺というのは、インパクトあるでごんすな🌺💫
靖子さまは、麗しき女学生さん役と二役で、《さびしんぼう》なる道化師姿の妖精?!も演じておられて、ストーリーは、コメディチックなテイストの青春映画🌈
尾道の美しい風景の映像美と、昭和な雰囲気は、さすが、青春の巨匠大林宣彦監督😂😆でごんす✨
大林監督組の名優、尾美としのりさまが、尾道三部作の前作「時をかける少女」同様に出演されていて、そのコメディセンスと飄々とした存在感で、物語を盛り上げてくれまして💦🌺
また、終盤の、雨の中の名場面は、(涙)でごんす🐻😫🌠
そんな訳で、大林監督、永遠に残る『あの頃青春映画』をありがとうございます💮
小生クマ十郎、秩父の山奥から、今も、応援しているでごんす(^_^)✨
最高峰の青春映画🌠《トップガン》🌏🌈✴
ご存じ、青春映画の最高峰に位置するあの頃名作ですね🌄☺
1986年公開、世界中の多くの人たちを魅了しました🌸
空中戦訓練の迫力と映像美や、人間を描いたストーリー展開⚡すべて頷けます❗
主演の、当時の若きトム・クルーズさまが見事な演技で(自信家、強気な若者、向こう見ず💧そして軽い💦🍀)、演じられていて、観る人はハートを鷲掴みにされますね🌈
トップガン指導教官に対しても、臆せずにモノを言い、訓練飛行でも抜群の成績を示すマーベリックことトム・クルーズさま。
ファントムパイロットとしての腕と自信があってのこと🌠
そして中盤に物語は、大きく転回し、主人公は、悲しみの奈落に突き落とされまして……💦😫
さて結末は、如何に❗
そんな訳で、永遠に残る世界最高峰のあの頃青春映画です‼🐻🌴💫
大日本帝国🍀💮🌈
1982年公開、巨匠舛田利雄監督作品☺🐻ヒューマン戦争青春映画巨編でごんす🌸💮
昭和16年から20年までの南方戦線を中心に、公平な視点から描かれた名作❇☺
若き日の、三浦友和さま、あおい輝彦さま、丹波哲郎さまらの豪華キャストの俳優女優陣が、あの厳しい時代に、祖国、故郷、家族ら大切なものを守るために美しく生き、戦い、散っていった人々を、それぞれ素晴らしい演技で魅せてくれています❗🌿⚡
白人優位な世界の中で、あの当時の日本人は本当によくやってくださったと、小生クマ十郎くん☺は、常々思っております🌺⚡
また、映画公開時の若き名女優、佳那晃子さまがサイパン島で酒場を経営する沖縄女子を演じられていて、その姿がとても可憐で美しいごんす🌸🌠
日本軍兵士たちを軽口で励まし、笑わせ、つかの間の安らぎを提供してくださる姿‼☺そして後に激戦地と化したサイパン島で、悲しい最期を‼……💦😫
涙なしには見られない場面の多い、第一級の、あの頃歴史巨編青春映画🌿でごんす✨✨🌄
君に届け🌸🌈
青春映画の王道をゆく、最高レベルの佳篇でごんす☺🍃小生クマ十郎くんの感覚にピタリとハマり、この1~2年、DVDレンタルで何回も観てまして🌻
ご存じ、主人公は、人気女優多部未華子さま演じる黒沼爽子サン🌺と、これまた人気役者の三浦春馬さま扮する風早クン🌠🍀
同じ高校の同級生⚡⚡🍀
なんとも清々しい組み合わせですが……
💦
人一倍生真面目で不器用な爽子サンは、風早クンの好意をなかなか受け入れられず、関係は一進一退で……💧
周囲の親身な仲間たちは、ヤキモキ&ハラハラ💦😰でごんす‼🌺
さてさて、展開と結末は……如何に❗❗🌿🌿
エンディング曲は、flumpoolさま🎼
アップテンポで疾走感あり、映像に花を添える…爽やかさ&高揚感度数💯✨🌄
でごんす✴🌠🐻
ギブアンドゴー☺💮🌷
注目若手女優🌠橋本愛さま演じる聴覚に障害を持つ中学生が、様々な葛藤を乗り越えて、仲間を集め、バスケットボールに打ち込む姿を描く青春ストーリーです🌈✴
地味な作品ですが、登場人物の内面や行動、そして情景が、丁寧に描かれている佳作🍀💫🌸
障害を持ち悔しい思いをしつつも、熱い想いで、周囲に影響を与え続けるヒロインとその父親との関係性も、観る人のココロに残りますね🌻🐻
ひょんなことから手話ができることがわかり、愛さまのバスケ指導担当&年上の善き友人になる黒人青年ケニーさま✨が脇を締めて、この爽やか青春映画を更に盛り上げてくれてます🌺
ハンディに負けず頑張るヒロイン役の橋本愛さまの、少し硬い表情の役作りも、見所のひとつです🌠🌠💮
包帯クラブ🌺💫❇
2007年公開、奇才堤幸彦監督作品💮でごんす⚡😊
群馬県高崎市が舞台。
冒頭のシーンで町の遠景が映り、「この観音様、どこだっけ?」と思ってしまいますが、観ていると地名も出てきて、高崎観音と判明🐻🍀
石原さとみさまらが演じる6人の高校生ら若者たちは、家族関係や、進路や夢、理不尽なことも多い社会への反感、友情そしてその亀裂等による悩みを抱えつつ日々を過ごしていた☺
そんなある日、ひょんなことから仲間たちで「包帯クラブ」なる前向きな活動を始めることになるが💧……❗🌈
屈折した変人優等生役の柳楽優弥さまのパンチの効いた演技が特に素晴らしくて、映画を盛り上げてくれてるでごんすな💮🐻
当時、17才とは思えないでごんす❇💧🌴
一度観ると、やみつきになる不思議な味わいの青春映画😊❗お勧め🌠