カラマーゾフの兄弟🔥⚡
突然ですが、反道徳的な強烈な個性は、何故か、爽快だったりで(笑)
懐かしアニメで言えば、バカボンパパや「ドカベン」の岩鬼さま(^^)🌠
ここであげるのは、以前、当ブログでもとりあげましたが……世界的な名作文学を約40年前に映像化した、ロシア映画の主人公
『カラマーゾフ氏』🔥✒
同様な印象で爽快🌠
強烈な個性でごんす‼✨
150年前のロシアを舞台に、歯に衣着せぬ発言で司祭に目眩を起こさせたり、息子と、ある麗人(毒婦💧)を巡って争ったり、なかなか楽しいお方😵☺
ドストエフスキーさまの作品の登場人物では、小生、《罪と罰》のイケメン知的ネクラ悪人ラスコーリニコフさまが好きですが、この大作の主役悪人カラマーゾフさまも、全然タイプは違いますが、つい親しみを覚えてしまいまして。
口が達者で減らず口、常に本音発言‼
この映画を観ると、よくわかりますね。本音すぎる、でごんす(笑)💧
また、本作ヒロインの毒婦❇(あまり使わないコトバかな💦)の、グルーシェンカさま🌺
謎めいた美貌と、これもストレート発言の気になるお方。同じく、親しみを覚えますでごんす!!
そんな訳で今回は、人間の闇を描いた強烈な個性の青春ロシア映画⚡
カラマーゾフの兄弟💦💫
獄(ひとや)に咲く花~吉田松陰の恋~💞
幕末のヒーロー吉田松陰さま生誕180年記念映画❇
2010年に公開されました✨
本作は、松陰さまが、ペリーの黒船に乗り込み海外密航を企てたとした罪で、地元山口県萩の野山獄に囚われていた日々のお話しですね。
よく知られる、松陰さまと高須久さま(野山獄受刑者)とのロマンスを中心に描かれています🍀
公開当時の話題は、少々地味ですが、目黒祐樹さま(野山獄牢番の人情味ある侍役)とそのご長女近衛はなさま(高須久役)との《父娘初共演》⚡
芸能一家なんですね。はなさまの伯父さまは、故松方弘樹さま。
しかし……父娘あまり似てないですね(^^)
娘さんの容貌整いすぎ💧🌿
お父さまは、兄上の松方弘樹さまに似すぎ💧(^^)
まあ、冗談はさておき。
映像がきれいで、独特の構図の大変に
よい映画です🌠
また、吉田松陰さま役の山口県出身俳優前田倫良(みちよし)さまは、はじめ、松陰さまにしては体格がよすぎる‼💧(^^)と思いましたが……!!
観ているうちに、小生の松陰イメージが段々上書きされ、前田倫良松陰も、「なかなか良い💮」となりました🌈
あの頃青春キラキラ佳篇です❇
永遠の青春ドラマ《ウルトラセブン🌠🌏》
ご存じウルトラセブンシリーズ😆
今年は、セブン放映開始50年の記念すべき年のようで、
小生も一読者であるアンヌ隊員こと《ひし美ゆり子さま》のブログに、来たる10/1の〖50年記念イベント〗の案内が書かれています🌺
小生時おりDVDで、ウルトラセブンを見返しますが、本当に、古くならない空想特撮ドラマシリーズ!!ですね。
子供向け番組にもかかわらず、当時の社会問題を果敢に取り上げ(地球環境の悪化や公害その他)、宇宙人の来襲と組み合わせ、光の国の勇者セブンとともにウルトラ警備隊が活躍し戦い、ピンチを切り抜け、毎回ハッピーエンディング💞✨
それにプラスして、番組ラストの、少々おカタい声のナレーターさまの一言は必ず気が利いていて、巧みなユーモアも織り混ぜ、観ている子供たちに「未来への夢と希望を抱かせる」仕組み☺🌈秀逸。
ところで、いつも思うのは、登場人物、キリヤマ隊長、ダン、アンヌ、フルハシ隊員らの皆々様の愛すべきキャラクターの素晴らしさ😌
特に小生、50年後の今でも、各分野で〈青春しながら〉ご活躍のダン(森次浩司さま)、アンヌ(ひし美ゆり子さま)、フルハシ(毒蝮三太夫さま)各隊員が好きで、今後のお三方の動向😊にも、期待を持って注目しています✨
当時の制作スタッフの皆さま初め、演じられた俳優陣の皆々さま、歴史に残る名ドラマをありがとうございます。
小生クマ十郎、秩父の山奥から、これからも応援しています‼🍀
青春映画「はつ恋」🌱☔
2000年公開。
篠原哲雄監督作品でごんす✨
田中麗奈さま、原田美枝子さま、真田広之さまらによる、美しい映像のあの頃青春映画☔
最初の場面は雨の中に、赤い傘がひとつ。
小生、この場面で既に引き込まれまくり状態でごんした❇
ヒロインの、悲しみを秘めた内面の心象風景をそのまま映し出し、バックに久石譲さまの静かな音楽🌿🌿
まさに青春映画のオープニング……
17才、春休み。会田聡夏(さとか)。
入院する母。父とのぎごちない日々、母が出せなかった、青春時代の古い手紙を偶然見てしまい……
……お母さんの初恋の人。逢わせてあげたい……
母の実家の長野、伊那。静かな町。
手紙の宛先を頼りに、聡夏の春休み、人探しの旅が始まった💞
真田広之さまが演じる初恋の人が、かなり印象的(^^)
若き日の精悍さはなく、おちぶれて、無精髭、パチンコ、タバコ三昧、不健康な暮らし。
聡夏は、サプライズでこの人を「お母さんに会わせるため」に、生活を変え、見た目を変えるために働きかけてゆき………
そして、ラスト、伊那のサクラの木の下で運命の再会は😢………
あの頃を思い出して、清々しい気持ちになれる、王道青春映画でごんす🌱💮
無能の人⚡😔
1991年11月公開。
今では懐かしさ満点の、記念すべき‼若き竹中直人監督の第1回監督作品でごんす🌠
なんともいえない底辺感漂う、異色ホーム青春映画で、原作は、漫画家つげ義春さま。つげ先生は、60年代ころ大人気だった方で、竹中直人監督も、その古くて暖かい独自な漫画世界に心酔していたみたいでして✨
本作は、多摩川の川原で石を売る男のお話で……これだけで、あの竹中ワールド全開(笑)
元漫画家助川助三は、様々な商売に失敗し、妻子も抱え、いよいよ逼迫。
元手のかからない川原の石を売る商売を思いつく🌠🌺
が、しかし💧
その後の、展開は如何に‼
主人公の助川助三役が、監督&主役の竹中直人さま。
奥さん役は、風吹ジュンさま。
底辺ながらも、何かの商売で一山当てようと必死な夫婦役がハマりすぎで、公開当時、小生、都心の劇場で共感しながら、映像世界にのめり込んでたでごんす(笑)
ところで、他にない発想をする天才の竹中直人監督。
コメディアンデビュー時の持ちネタの1つが「笑いながら(^^)怒る人😠」
懐かしいでごんすなあ💫
あの夏、いちばん静かな海。🌊
北野武監督第3作。
1991年公開。海辺の町の懐かしく美しい映像と、セリフを極限まで少なくした、当時の話題作青春映画でごんす🌈
小生クマ十郎、北野武監督の魅力的な映画群の中で本作がいちばん好きで、公開当時の劇場リアルタイム、その後は、DVDレンタル等で何度も見てまして🌺
特に主演の、美形演技派役者真木蔵人さまの憂いに満ちた表情と、時おり見せる恋人に対しての優しさや笑顔。
プラス、誤解すれ違いから二人喧嘩した時の悲しみに沈む佇まい。等々❇
北野武監督の演出もさることながら、この映画は、当時の若き真木蔵人さまの絶妙な存在感/空気感でもっているように思うでごんす🌿🌸
それと……映画宣伝写真の、この青春度数💯なビジュアル⚡⚡
公開当時、見た人誰もがあの頃感にひたれたナイスな青春邦画🍀✨
産み出してくれた北野監督に、感謝‼
懐かし青春映画「同胞(はらから)」🌠💮
同胞(はらから)……です。
以前この映画を見た時、この言葉を初めて知り、その意味も学びました!!
兄弟姉妹、のことなんですね🌄🌸
「読み方」が…??です(笑)
本作は、1975年公開、山田洋次監督の、実話を基にしたあの頃青春映画⚡
岩手県八幡平にある寒村で、若者たちが、様々な困難を乗り越えて、東京の一流劇団による演劇公演を地元で成功させるまで、を描いています☺
主演は、若き日の寺尾聡さま、倍賞千恵子さま🌱
写真が、若いです‼🌈正にあの頃!!
村の青年会長役が、寺尾さま。
村を訪れる東京の劇場職員役が、倍賞さま。
ひとつの大行事を企画し、準備して、成功させるまでには、いろいろな困難があることは、誰もが知っていますが、本作も、そんなトラブルやイザコザを経験しながら、団結、仲違いを繰り返して成長してゆく青年団員や、地元の人々を、美しい八幡平の四季を舞台に、昭和映画の旗手山田洋次監督が、郷愁と人情味あふれる演出で、丁寧に描いています❇🍀💮
永久に残る名作《あの頃青春映画》⚡🌺
青春歌人「後鳥羽院」✒🌿🌠
今回は、青春和歌解説本紹介です💮
小生、鎌倉時代の和歌の名手である鴨長明さまや源実朝さまは以前から好きで、関連書籍やネット記事を読むなどして調べてきましたが、最近妙に、同時代人の最大のキーパーソン歌人である
後鳥羽院さま⚡🔥
のことが気になり始めまして💦‼
ご存じ、小倉百人一首の99番目。
新古今和歌集編纂指揮者✨
そして、当時新興勢力として力を持っていた鎌倉幕府から権力を取り戻そうとして闘いを挑み敗れて(1221年承久の乱)、その結果隠岐に、現役上皇ながらも流刑になった人。
隠岐在島19年、失意の思いを抱きつつ、和歌を詠み、新古今和歌集を編纂し直したり(隠岐本新古今和歌集)し、暮らしましたが、最後まで、戻りたかった京の都には戻れなかった歌人天皇💮🌊享年60才でした。
残した和歌群も素晴らしいですが、後鳥羽院さまの魅力は、「身分を問わず、一芸に秀でた者を賞賛し、その才能を伸ばすパトロン」だったこと🌠
そして、文武に優れ💫、傲慢な面もありましたが(権力者でしたから💧😔)、信心深く、熊野詣でも欠かさず、日本の伝統を重んじ、300年前の古今和歌集から、その精神を受け継ぎ、新古今和歌集を何年もかけて編纂指揮、自らの和歌も詠むその熱い気持ち🔥🌿
青春『五番町夕霧楼』✒🌱🌾
夏のこの時期になると思い出すのが、小生、20代のころに読んでハマった
作家(故人)水上勉先生の
名作青春小説「五番町夕霧楼」でごんす✨
何故か……というと。
本作のモチーフが、真夏の花サルスベリだからでごんす🔥
小生の地元秩父だと、長瀞対岸道路の両脇に街路樹として長い距離と期間、咲いてるサルスベリ/百日紅が、印象的😊😆
通るたんびに、本作の悲恋の主人公片桐夕子さまを思い出すでごんす💧🌠
水上文学は「切なくなりたい人向け」「人生を考えたい人向け」という感じの重さと優しさで……、苦労人で温かな人柄の水上勉先生のイメージそのもの🌿❇
「五番町夕霧楼」は、金閣寺炎上という戦後間もないころの実際の事件を主題にしたフィクション小説でごんして、放火犯の檪田正順と、幼なじみで…孤独な正順を唯一支える片桐夕子さまには、水上勉先生の熱い思いと共感が凝縮されて書かれていて、読む人の琴線に触れまくり😊✒😆でごんす。
ところで…サルスベリ/百日紅。
漢字のほうが、小生は好きでして🌺
それはさておき、水上勉先生は、前に当ブログでも取り上げた名作「太陽の子」の作者故灰谷健次郎先生!!のご友人でもありました🍀
お二人の作風は異なりますが、人生を真摯に生きて、名作を残した熱い作家同士、共感するものが、きっとあるんでごんすなあ☺🌈
《檸檬のころ》✨🍀
2007年3月公開。
原作豊島ミホさま、監督&脚本岩田ユキさま⚡
北関東の田舎町での、瑞々しい青春映画です🍀
配役が良いですねえ🌸
ダブル主役は榮倉奈々さま&谷村美月さまの清楚系人気女優さん。脇役に演技派お笑い系の柄本佑さまら、そして、本作のキーマンに、今では惜しくも芸能界引退した兄弟ギターデュオ「平川地一丁目」の林直次郎さま💮
当時の新鋭岩田ユキ監督が、誰もが経験する十代の頃の甘酸っぱさを、ヒロインが使っている檸檬のリップクリームに象徴させて描いて行きます。
美しい風景を持つ田舎町の高校生たちが「進路」「夢」「恋心」等の悩みを持ちながらも、それぞれの道に歩み始める姿と、移ろう季節の映像が、観る人の、淡く切ない記憶を、再び思い出させてくれる珠玉の名作🌈❇
ストーリー終盤。最後の文化祭での、林直次郎さまらのライブ演奏場面は感涙。スローに始まる曲調が一気にアップテンポになる場面は必見✨☺
そういえば、今人気の波瑠さまも、美月さまの恋敵「吉井ちゃん」役で出てますね🍀直次郎さまの隣で名演奏されてます🌺
そんな訳で《檸檬のころ》エバーグリーンな…あの頃青春映画の決定版😂💮
青春伝記小説《美は乱調にあり》🔥🌺🌸
寂聴こと瀬戸内晴美さまの若き日の大傑作青春伝記小説でごんす💮💫
主役は、大正アナーキストの大杉栄さまとその妻、伊藤野枝(のえ)さま☺
本作は、特に《青鞜婦人》野枝さまに焦点をあてて書かれてまして。
知性と文才、情熱で、思想誌「青鞜」のリーダー平塚らいてうさまらとともに、20世紀初頭の我が国の現状に異議を唱え、闘った伊藤野枝姉さま🌊🍀
夫、大杉栄さまや同士たちとともに、度重なる言論弾圧と、発禁、裁判、罰金拘留刑等による苦難と貧困が、次々に降りかかったでごんす🌠💧
ですが、当時のアナーキストさまたちの頼もしさ✨
そんな強権の圧力をものともせず、自らの主張を掲げ、火のごとく熱い新聞記事や刊行物を繰り出し、社会改革に青春を捧げ………、結果若くして落命された人も多く😔(大杉栄さまも野枝さまも…)
100年も前の過去の出来事かもしれません☁☺
ですが、今の平穏な時代は、ことごとく過去の先人たちの、血と汗、涙と情熱、熱い想いによって築かれている🌸💮
そのことを、小生、忘れないようにしたいでごんす🌠🍀
現代日本人の醒めた目で見ると、〈熱すぎ〉と思うような当時の人々の燃えた生き方は、みな、時代の必然🍀《世のため人のため》なんだいな🐻
だから、今の平和な時代の基準で、過去の人々の“過度に見える命懸けの言葉や行動”を裁いてはいけないなあ、と常々思ってるでごんす🐻💦🌿
まあ小生未熟者なので、あまり偉そうなことは言えないでごんすが💧💦(汗)
蒼天の夢☁🌈
当時リアルタイムで観た友人から「いいドラマだった🌠」と教わり、後日小生も、レンタルで拝見‼
素晴らしい青春ドラマだいな☺
放映当時注目の、中村橋之助さま&野村萬斎さま古典芸能人気役者コンビ、初共演でごんした🌺
主役の吉田松陰さま⚡日本史教科書的には少し硬い人物に思えていましたが(特にあの肖像画…)、橋之助さま演じる松陰先生は、親しみやすいキャラクターで、松下村塾生徒たちと畑を耕し、丁寧に面倒見よく学門の指導をしたり、時には、ドジな面も見せたり……と🌴
それでいて、頭脳明晰、憂国の士で、ペリー前夜の日本の海防を北から南、足で歩いて研究した兵学者……
非常に人間味あふれ、厚みのある人格者✨吉田松陰さまを爽やかに演じて下さっているでごんす🔥🌻
歴史に残る幕末青春ドラマ〈キラキラ〉佳篇でごんす‼💫