奈良県出身の河瀬直美監督、1997年デビュー作映画💮
奈良の山奥過疎の村を舞台にした、林業低迷に悩みつつも強く生きる地元民たちと、ある元林業者の家族の関係を描いたフィクションの物語です🌄😊
淡々とした中に、山あいの人々の日々の営みをリアル感あふれる映像に写し取り、その喜怒哀楽や方言を巧みに画面に盛り込んだ手腕は、当時の若手監督作品としても、観る人に強い感銘を与えてくれます✴😉
ただし、平板なストーリーと見るか、平坦な中にも、人々の内面心理を細やかに描いている、と見るかは、観る人次第☺🍀
家族や地域社会の中で、日々の暮らしの中で、複雑に重なりあいながら揺れ動いてゆく人のココロ……。
懐かしい雰囲気と、切ない思いに浸りたい方必見の、青春佳篇です🌻🌈