青春『五番町夕霧楼』✒🌱🌾
夏のこの時期になると思い出すのが、小生、20代のころに読んでハマった
作家(故人)水上勉先生の
名作青春小説「五番町夕霧楼」でごんす✨
何故か……というと。
本作のモチーフが、真夏の花サルスベリだからでごんす🔥
小生の地元秩父だと、長瀞対岸道路の両脇に街路樹として長い距離と期間、咲いてるサルスベリ/百日紅が、印象的😊😆
通るたんびに、本作の悲恋の主人公片桐夕子さまを思い出すでごんす💧🌠
水上文学は「切なくなりたい人向け」「人生を考えたい人向け」という感じの重さと優しさで……、苦労人で温かな人柄の水上勉先生のイメージそのもの🌿❇
「五番町夕霧楼」は、金閣寺炎上という戦後間もないころの実際の事件を主題にしたフィクション小説でごんして、放火犯の檪田正順と、幼なじみで…孤独な正順を唯一支える片桐夕子さまには、水上勉先生の熱い思いと共感が凝縮されて書かれていて、読む人の琴線に触れまくり😊✒😆でごんす。
ところで…サルスベリ/百日紅。
漢字のほうが、小生は好きでして🌺
それはさておき、水上勉先生は、前に当ブログでも取り上げた名作「太陽の子」の作者故灰谷健次郎先生!!のご友人でもありました🍀
お二人の作風は異なりますが、人生を真摯に生きて、名作を残した熱い作家同士、共感するものが、きっとあるんでごんすなあ☺🌈