秩父両神山のクマ十郎「あの頃青春映画」ブログ(多忙によりお休みしています☺)🌴

何故か青春映画ドラマ小説好き。何故かみんなが非難する人を支持することあり。安倍総理とか。

クレイジー・ハート🎼🎸🌿

クレイジー・ハート [DVD]

2010年公開、アメリカ映画。
アカデミー賞2部門(主演男優賞、主題歌賞)受賞作🌺

小生、数年前にレンタルDVD、タイトルのインパクトに惹かれ、拝見しました❗
クレイジー・ハートっていう題名は💧🌠
なんか、良いですよね。
しかも、DVDジャケット写真が、かなりシブいおじサマで(^^)
こうこられると……見るしかなくなります💧💫


当時小生は、何の予備知識もなく観てみた訳ですが、冒頭から、主役の落ちぶれ感が小気味良くて、妙にハマる味わい深い映画でした。


ところで、タイトル同様、インパクトあるのが、主演ベテラン俳優のジェフ・ブリッジスさまの名演✨
ジェフさまが演じるのは、シンガーソングライターで、かつてのカントリー人気歌手バッド・ブレイク(すごい名前です☺💧(^^))。
今では、名声も地に落ち、新曲も作れず、酒浸り、自堕落な毎日の57才。
離婚結婚を繰返し、人生破綻状態。

ドサ回り会場で時々歌うも、大抵二日酔いで、その冴えない歌声に、客足は遠のくばかり😰

完全にオワっていたバッドですが、ある日、滞在場所に取材に訪れたローカルメディアの記者ジーンに一目惚れ💞

思いがけない、シングルマザー・ジーンとの出逢いと高揚する心から、バッドは生きる希望を取り戻して、最悪な人生を再生できるかに見えましたが💦……ある事件を機に、事態は思わぬ方向に転がってゆく😵💦🌱


年をとると、丸くなり円熟味を増すのが、世の常識的なオトナの姿ですが、このバッド・ブレイクさまは真逆✨😖
そのダメさ加減、落ちぶれ加減、アル中寸前加減が、観ていて痛快です。

しかしそんなバッドさま。
少々名誉挽回シーンあり。
後半で、今、大人気のかつてのバッドの弟子、トミー・スゥィートのステージ前座を勤めさせられ、トミーと歌う場面があり………ここではそのカントリーミュージック、大変カッコ良い歌声が聞けます‼🌺💮❇

映画的には、シングルマザー母子との出逢いと自らの弱さで招いた確執場面や、成功した弟子との前座&共演シーンや、観るものの心に迫るラスト場面などなど……見所満載🌿

かなりビターな人生“青春”再生物語です🍀🌴