草の乱🌿❇
2004年公開。
神山征二郎監督作品💫
明治17年(1884年)秋の、自由民権運動を思想的背景とする民衆蜂起、秩父事件120年を記念して作られた映画です。
小生の地元、秩父。
明治17年ころは、どこの養蚕地域もそうですが、繭価の暴落で養蚕農家さんは、かなり厳しい状況だったんですね。その数年前は好景気だったそうですが。
外国から安い生糸が入ってきたり、富国強兵の時代で、大増税があったり☺
明治政府もロシアやアメリカなどの大国の圧力から国を守るのに手一杯💧増税して軍備増強せざるを得ない。
そんななかで、秩父地域の人たちも、
減税や納税の延期などを要求して立ち上がった。でも当時は、正当な請願も通らないような時代。
ですが、生活はみんなギリギリ。
やむなく組織をきちんと作り、準備を重ねて、手順を踏んだ上で、武力蜂起に至った、のが秩父事件の背景だと思います⚡😊
民衆寄りの映画を作ってくれる大監督神山征二郎さま。名映画「草の乱」を作ってくださり、感謝です🌈
大作「宮澤賢治」「郡上一揆」も、同監督作品ですね。
庶民派の神山監督、秩父の山奥から応援しています🐻☺