《始祖鳥記》✒🌈
今回も青春小説紹介です⚡
以前ブログに書いた、あまり知られていない大作家、飯嶋和一先生の『雷電本紀』同様の大名作!!『始祖鳥記』✈💮
凶作、飢饉と災厄続きの江戸天明期、大空を飛ぶことに命をかけた男がいた!!
息苦しく困難な時代に、“鳥人”幸吉は、人々の希望となり、しかし、そのあまりの自由な動きに危機意識を持った幕府権力が動き出し……💦❇
………長年の修行で腕のいい表具師となった備前屋幸吉は、子供の頃からの憧れである《空を飛ぶ》ことの実現のため、夜な夜な研究を進め、羽根作りと秘かな実験飛行を繰り返していた☺✨
そんな中、次第に『夜になると鵺(ぬえ)が出る』『空を自在に飛ぶ怪しい人影が人心風紀を乱そうとしている』等の噂が立ち、幕府は取り締まりに乗り出していく!……😫
硬質な文体、時系列に沿った緊迫感あふれる記述は、飯嶋和一先生作品の特長であり、魅力です。
『雷電本紀』同様、本作も“全日本人必読!”です☺🌈