《太陽の子》児童文学&青春小説🌻🌈
ブログ、今回も文学作品紹介です☺🐻
ご存じ、故灰谷健次郎先生の傑作児童文学ですね🌠🌠
昭和50年頃に刊行され、当時大ベストセラーになりました💮🌷
主人公「ふうちゃん」は神戸生まれの明るい小学生🌺
両親は沖縄出身、今は神戸の下町で琉球料理の店「てだのふぁ・沖縄亭」を営んでいます😊😊
多くの楽しい常連さんたちが集まる素敵なお店🌠
ところが、ふうちゃんが小学6年生の時、お父さんがココロの病気になりました。
おとうさんの病気の原因は………😫💧
平和な日常に広がる波紋🌊😔
ふうちゃんは、悩みながらも、お母さんはじめ、周囲の友人、親身な大人たち、そして担任の先生らと共に考え続けました……🍃
そんな中、次第に、ふうちゃんはお父さんのココロの病と「お父さんが子供の頃の戦争😔」との関係に気づいてゆく⚡🌿💧
教師出身作家灰谷健次郎先生の作品は、庶民的なユーモアと真摯な雰囲気が巧みに織り混ぜられていて秀逸😆🌠
本作は人物名が印象的ですね✨ふうちゃん、ぎっちょんちょん、銀ちゃん、そして沖縄言葉の「てだのふぁ(太陽の子)」🌺🌄
また、この作品は、「あの戦争」が主たるテーマですがバランスが取れていて、過度に批判的でもなく、また、深刻にもなりすぎず…、の立ち位置✨🌠
更に、児童文学であるにもかかわらず、大人の読者層にも十分訴えかける深さとクオリティの高さ✒💮🌻
小生クマ十郎、灰谷健次郎先生の作品は、この『太陽の子』と『兎の眼』が良いですね🐻❇
読むと、様々なことを考えさせられます🌺
そして……激しく移り変わる時代と世相の中で翻弄されながらも、手を取り合い、思索と行動を続けながら強く生きている「ヒト」という存在がとても愛しくなる、素晴らしい“青春小説”です🌸💫